COLUMN "HOLIDAY TSUSHIN"

2012.12.01 №063
パーマのスタイリング方法

 パーマをおかけになると手入れが楽になると思われがちなのですが、実はそうでもありません。
 
 パーマには大きく分けて、コールドパーマ(いわゆる普通の加温しないパーマ)とデジタルパーマなどのホット系パーマ(加温するパーマ)の2種類があります。
 
 デジタルパーマは、縮毛矯正のカール版とも言え、薬の作用に加えて熱の力でもカールを作るので、持ちの良いリッジの効いたパーマが出せます。そしてデジタルパーマは濡れた状態と乾いた状態とで、カールの出方があまり変わらないので、ドライヤーでバーッと乾かしても形が崩れにくいです。全体をバーッと乾かした後に、髪を後ろで2つに分け、前に持って来てクルクルと巻いてみます。その状態でしっかり乾かせば、クルンとしたパーマが再現できます!
 
 一方コールドパーマは、濡れた状態の時はカールがしっかり出るのですが、乾くとダレる性質があります。ですので、こちらはスタイリングに一手間掛ける必要があるのです。
 乾かすときにはなるべく根元中心に乾かし、毛先にバーッとドライヤーを当てないようにしてください。そうしないとウェーブが消えてしまいます。
 そして、毛先のウェーブがかかっている所は8分乾き程度に抑えておき、水分が残っている状態でムースなどをお付けください。そうすればウェーブがキープできます!
 
 朝起きたときにウェーブが伸びてしまっているような場合も、一度髪の毛に水分を与えることでウェーブが再現出来ますので、濡らしてから同上の方法でスタイリングしてください。

 コツを押さえて、上手にスタイリングしてみてくださいね! 

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