COLUMN "HOLIDAY TSUSHIN"

2013.09.02 №072
カラーリングの色について

 カラーの色味を選ばれる時、皆さんは何を基準に選ばれますか?

 大体の場合、皆さんは明るさ(明度)をまず決めて、色味は好みで選ばれると思います。
明るさに関しては、例えば「職場で~トーン以上はNG」など制限があったりするので、比較的決めやすいのではないでしょうか。
 
 それに対して、色味に関してはよく分からないという方も多いかと思います。
赤系がお好きだとか、好みがはっきりなさっている方は良いのですが、色を変えてみたいけれど勇気がないとかいった場合のポイントをお教えしたいと思います。

① ピンク・赤系
女性らしいやわらかな雰囲気で、色に艶がある。
 
② アッシュ系 (青・グレーっぽいブラウン)
グレーがかった茶色で、クールなイメージ
くすんだようなマットな質感。
  
③ ナチュラルブラウン
自然なブラウンなので顔立ちや服装問わず合わせやすい。
どなたにも好まれる。

④ マット系 (緑がかったブラウン)
赤の反対色なので、赤っぽい色がお好きでない方や赤みを消したい方に適しています。つや消しのようなくすんだ質感で、アッシュよりは明るく見えます。

⑤ イエロー系
色味の中では一番明度が高い、つまり明るく見える色なので
同じトーンでも、他の色より軽い感じのブラウンになります。

⑥ バイオレット系
深みのある紫がかったブラウン。黄色っぽく褪色した髪色に、補色である紫を補うことで、元の髪色に戻す為に使うこともあります。

 ⑥のように「紫」などと聞くと、真紫色をご想像されるかもしれませんが、実際は髪の毛の色にまじってそこまではっきりした色味にはなりません。自然な色がお好みであればブラウンと色味を半々にして、~ブラウン(ピンクブラウン等)にすることが出来ます。

 また季節的には、夏の暑い時期にはアッシュなど涼しげな寒色系が好まれますし、秋冬になると温かみのある赤や暖色系、深みのあるブラウンが好まれるようになります。

 あとはやはり、元の髪色や髪質によっても色の出方は変わります。悩まれた時はどうぞご相談くださいませ。

 秋なので、たまにはカラーを変えてごらんになると、気分が変わりますよ!

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